とびきり居心地よい使い勝手のために。～その2

2019.12.23 | スタッフブログ

「居心地が良いと感じる」のは、住宅に求められる最終目標です。

その要素として心地よい使い勝手はとても大切です。

豊かな文化や潤いのある暮らしの達成のために求められる「安全・安心」は当然ですが、

単語だけではとても説明できるものではありません。あえて言葉で表現するとしたら、

「五感にどれだけしっくりくるか。」といった感じでしょうか。

極めてゴージャスかつ刺激的な建築デザインも、使う人や作る人だけではなく

環境に配慮したものとすることが可能です。

より効率の優れた要素を窓に選択したり、無害な材料を使ったり

惜しみなく断熱を施したりすることやエネルギー効率に優れた照明のみを

使用することなどは地球にとって最良であり、

質の高い建物に求められるサスティナビリティを飛躍的に向上させることになります。

使い勝手の心地良さを手に入れるには、まず

日常の生活で「なぜ」を意識するか、ということから始めてみましょう。

使い勝手に困っているけど我慢したままの事柄や便利にするための工夫などを

少しずつメモに記してください。

多くの「なぜ」はアイディアや工夫のきっかけとなります。

ライフスタイルは人それぞれですが、環境に適応するために

ほとんどの人が無意識の内に行っていることがあります。

生活をメモすることから、目標となる「とびきり居心地よい」に一層近づくと思います。

Ｆｕｊｉ