ベンガラ(弁柄)色はどんな色か知っていますか。 | 株式会社 青木建設|徳島の注文住宅からリノベーションまで

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2020.03.30 | スタッフブログ

ベンガラ(弁柄)色はどんな色か知っていますか。

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「ベンガラ」とは、土中の鉄が酸化した『酸化第二鉄』を主成分とする顔料で、染料だけでなく、食料や化粧品の材料、古くはレンズなどの研磨剤などに使われています。

インドのベンガル地方で良質のものが取られたことからベンガラの色名がつきました。 紅柄、紅殻と書かれることもあります。 JISの色彩規格では「暗い黄みの赤」と表記してあります。

ラスコーやアルタミラの洞窟壁画にもみられ旧石器時代から使われた最古の顔料であり古代色です。
経年変化に強く、日光による褪色がないことも特徴で昨今では無害であることから天然素材として見直され繊維製品への染色、オーガニック製品にも使用されるようになりました。焼失した首里城の再建には再びベンガル色が使われることでしょう。

吉備高原の山あいに、かつて銅山町として発展した吹屋ふるさと村があります。場所は岡山県西部の高梁市内ですが、市街地から離れており、自家用車で行くかツアーに参加するかしないと、まず行く機会はないでしょう。
しかし現地に足を踏み入れると、その童話のような美しさに茫然となります。

高梁市吹屋観光協会

現在市販されているベンガラ・弁柄はほほんどが合成されたもので工業用ベンガラですが、
古来より陶器や漆器の赤色を出すために使われ、防虫、防腐、防錆効果もあるため、そしてなによりその色合いの美しさから、建物の塗装に使われたようです。

注意事項
表示されている色(RGB値)は色の名前に対するおおよそものです。色名によっては広範囲の色を指す場合や文献・書籍等によっては解釈が異なる場合もありますのでご了承ください。 ご利用の環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。

印刷などに伝統色を利用したい場合は、DICグラフィックス株式会社から発売されている日本の伝統色シリーズがオススメです。

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