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2020.06.29 | スタッフブログ

省エネ住宅の屋根素材について

徳島でリフォーム/リノベーション・注文/新築住宅を建てるなら、青木建設へ

毎年梅雨になると、いつ梅雨明けするのか待ち遠しくなります。不快感の原因は湿度や気温だけでなく、雨水の成分による影響も無視できません。
酸性雨の原因は、化石燃料の燃焼(人為起源)や火山活動(自然起源)などにより放出される二酸化硫黄(SO2)や窒素酸化物(NOx)です。 これらのガスは、大気中で光化学反応などの化学変化を起こし、硫酸や硝酸となって降水に溶け込み、酸性雨となります。

石油や石炭などの化石燃料の燃焼により排出された硫黄酸化物や窒素酸化物は、光化学反応などにより大気中で硫酸や硝酸へと変化します。これらが雲を作っている水滴に溶け込み、雨や雪、霧などとなって地上に降下すると、湖沼や河川、土壌を酸性化します。降下する酸の量が多くなり地表の酸性化が強まると生態系に影響を及ぼすことから、大きな環境問題となっています。

気象庁が行っている環境気象観測( https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/info/monitoring.html )では、上記のようないろいろな取組みを知ることができます。

参照:経済産業省HP

建物の外部仕上げの劣化では、これら雨水中の成分による化学反応(汚染)なども大きな一因になります。
特に屋根は、太陽からの紫外線や熱の影響などにより、更に厳しい条件となります。

金属屋根の有名な素材として、銅板葺きがあります。銅板は、表面が酸化することで長期に皮膜をつくる耐久性の高い素材ですが、その製造過程などから、近年の環境を考えれば少なからず問題があります。

近年の金属屋根のトレンドは、ガルバリウム鋼板製が主流となっており、年々様々な改良が施されています。
鋼板メーカーにもよりますが原板の種類は、『2%マグネシウム添加55%アルミ亜鉛合金めっき』とあります。
海岸500m以遠 原板の穴あき 25年保証(※保証には別途条件があります。)など、高い信頼性と高度なメッキ技術に感心させられます。

屋根材に求める性能は、軽くて耐候性や強度が有り、かつ、しなやかな粘り強さと加工・メンテナンスの容易性などが求められます。建築素材として、最先端の技術や工夫が試されるところでもあります。
Fuji

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