身近なユニバーサルデザイン | 株式会社 青木建設|徳島の注文住宅からリノベーションまで

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2019.08.19 | スタッフブログ

身近なユニバーサルデザイン

少し前の休日に淡路島へ小旅行しました。公園に行くまでの経路沿いにある店舗で、思わず立ち止まる看板に出くわしました。おおよそ店舗ならば、派手でほぼ無粋な看板で飾られる一方、洒落の効いたシンプルで良いデザインだと感心しました。

淡路夢舞台   http://www.yumebutai.co.jp/

日本語がわからなくとも、そしてその店舗が何なのか誰でも直感的に見当がつくマークとクリエイティブな表現方法に、この場所にピッタリな究極の看板だと感心しきり。

なによりも、この建築やこの場所にある価値をリスペクトしなければこのようなセンスやアイディア・ディテールは生まれないだろうと感じました。文化的なバックグラウンドも含めて広告物にもきちんと議論してこそ総合的な雰囲気や魅力を高めることができるのだろうと思いました。

ユニバーサルデザイン(Universal Design/UD)といえば、最近のニュースで東京オリンピックの競技種目を示す スポーツピクトグラム(それぞれの競技を正確に表すと同時に、コミュニケーションツールとして情報を伝える大切な役割があります。)が公表されました。

上記のほかユニバーサルデザインには、文化・言語・国籍や年齢・性別などの違い、障害の有無や能力差などを問わずに利用できることを目指した建築(設備)・製品・情報(書体や媒体)などの設計(デザイン)のこととされています。

ピクトグラムと言えば緑色の「非常口」が世界的にもポピュラーですが、この非常口のピクトグラムが生まれたきっかけは、1973年の熊本デパート火災でした。その前年にも関西でデパート火災があり、消防法が見直しされる過程で緑色の非常口が誕生したと言われています。

赤い炎の中では緑が一番映える色であり、「ここを通って逃げてください」という指示がひと目でわかるようになっている素晴らしいデザインのため、非常口はピクトグラムのお手本とまで言われるようになりました。

ユニバーサルデザインは素晴らしい要素がたくさん詰まっていますが、目的が違えばプライベートで個性的なものも「魅力」がたくさん詰まっていると思います。

Fuji

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