青木建設
質問の多い工務店
最後にたどり着いた工務店は、
質問の多い工務店でした。
2019.08.05 | スタッフブログ
響きが涼しい季語「夏館(なつやかた)」
暑い夏を避けて⾏きたいところが、⾼原や避暑地です。別荘をお持ちの⽅もいれば、ロッジやペンションに泊まる⽅もいることでしょう。その総称を夏館と呼んでいます。そこは、特別な時間を過ごす特別な場所。開け放たれた窓から⾵が渡り、ハンモックのうえで寝転ぶなんて楽しみも。また、夏館には涼しげな響きがありますね。
「結構」という言葉も、建築用語が語源です。 他にも「几帳面」「羽目をはずす」などもそう。「住まい」は人の生活には欠かせないものですから、建築用語や住まいに関する事柄が語源になっている言葉、ことわざ、慣用句が多いのもうなずけます。
夏館イメージ
色を表現するコトバのなかで、日本での名前がいくつかあります。様々な人がその色を共有するために生まれたであろう雰囲気のある名前をいくつか見つけることが出来ます。
下の画像は、JIS・日本工業規格が「物体色の色名」と規定している慣用色、 269色を並べたものです。色の名前には聞きなれないものや、あれ、こんな色だったかな? などと言う名称があり、漢字での表記もありますので、楽しめます。
カラーチャートのように厳密な数値に基づく狭義の色名ではなく,人それぞれの色名に対するイメージを包摂するものという代表的な例であり、色の見え方は環境により変わります。ディスプレイで見たものは、光の3原色、赤(R)、緑(G)、青(B)を合成すると色は、「白色」になりますが、インクや塗料は、シアン(青:シアン)、赤(マゼンタ)、イエロ-(黄:イエロ-)を混ぜると、「黒色」になります。
参照:『JIS Z 8102:2001 物体色の色名』付表1に示す慣用色名
建築に使われる塗装色には、素材や下地に応じて上記を参考にしながら様々な仕組みを利用して塗りたい色を的確に伝えるツールがあります。
「塗料用色見本帳」と呼ばれるもので、塗料の種類や仕上げに応じた各塗料メーカーのものの他、よく用いられるのが(社)日本塗料工業会発行の塗料用標準色になります。1954年初版を発行して以来、2019年K版で34版目。色の指定や受発注が色票番号だけで通用するため、欠かせないツールとして定着しています。
参照:(社)日本塗料工業会発行 2019年K版 塗料用標準色
建築での色を伝えるコミュニケーションには必須のアイテムです。
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