青木建設
質問の多い工務店
最後にたどり着いた工務店は、
質問の多い工務店でした。
この言葉通り、私たちとの家づくりは、
少し独特かもしれません。
長く時間がかかります。
たくさんの質問をします。
何度もお会いすることになります。
「どんな家に住みたいのか」から
「靴を何足持っているのか」まで。
無数の質問と対話を通じて、
あなたの心の底にある、
本当の要望を聞き出します。
あなたがその意識の下で、
本当に望んでいることはなんなのか。
私たちはあなたに共感し、
あなたの理想の家を思い描き、
精一杯の思いを込めて家をつくります。
その家は、あなたが思い描いていた未来を、
遥かに超えた家になっているはずです。
Building the trust.
家も、絆も、末長く。
日本人の暮らしは豊かなモノに囲まれています。便利さや快適さを追求した暮らし…
しかし家を中心とした豊かな暮らしができていないのではないか、と感じるときがあります。
ヨーロッパでは週末に家族でバーベキューをしたり、お庭でガーデニングを楽しんだりと家での家族団欒の時間が充実しています。
わたしたちは、そんな毎日をここ徳島で実現できる家を作りたいと考えています。
そのためのキーポイントは〝庭〞と〝本物の素材〞。
緑は生活に潤いを与えてくれ、家族団欒の時間も増やしてくれます。
土地に余裕がない場合には、居住空間を削ってでも、中庭などの緑の空間を作る価値はあると思っています。
そして100年後も快適に住むことのできる家。
現代の日本に多い使い捨てのような家ではなく、本物の素材を使用した100年後も快適にお洒落に暮らせる家、
青木建設はそんな住まいをお施主様と一緒に創りあげたいと思っています。
暮らしを守る家に必要なのは、基本となる「強い構造」。
青木建設の家は基本的に、日本の伝統的な工法を受け継いでいる工法木造軸組工法(在来工法)を用い、木の柱と梁による構造で、家を支えています。
筋違い及び耐力壁を適切に配置し、丈夫な家を実現しています。
設計の自由度が高く、自分好みの家づくりを楽しむことができます。さらにリフォーム・リノベーションを行う時も、間取り変更など大規模リフォームにも柔軟に対応できます。
青木建設は、在来工法は日本の風土に合わせて発展してきた工法であり、地震大国・高温多湿である日本に一番合っている工法だと考えます。
だからこそ、永く丈夫な家であり未来へと続く家にふさわしい工法なのです。
丈夫で長持ちする家であれば、次の世代まで住み継ぐことができます。わたし達は、高耐震・高耐久を標準とする、暮らしを守り、資産となる家づくりに取り組んでいます。
建築基準法に制定されている建物とは、「想定される地震」と「被害」を次のように見ています。
数百年に一度発生する(住宅の密集する都市で震度6強から震度7程度)地震に対して、倒壊・崩壊しない。
数十年に一度発生する(住宅の密集する都市で震度5強程度)地震に対して、損傷しない。
性能表示 等級 |
性能等級の概要 |
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等級 3 |
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等級2 |
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等級1 |
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食事や運動に気をつかっても、健康は住宅から、と考える人はまだまだ少ないのではないでしょうか?しかし、家の中の温度の急激な変化が引き起こすヒートショックにより、多くの命や健康が失われているのは事実です。冬の寒さ、夏の蒸し暑さに「仕方がない」と我慢しながら暮らしている人も多いと思います。青木建設の家は「断熱性能・気密性能・計画換気」が互いの効果を高め合うバランスで機能し健康な生活の基礎となることを目指しています。
自然の力を利用して少ないエネルギーで我慢しない健康な暮らしができる
健康な暮らし1 | 夏涼しく、冬暖かい、温度ムラの少ない室内空間 |
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健康な暮らし2 | 結露を防ぎ、カビやダニの発生を抑えて家が長生き |
健康な暮らし3 | 室内の温度差によって起こるヒートショックの減少 |
健康な暮らし4 | シックハウス症候群になるリスクを抑える |
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健康な暮らし5 | 少ないエネルギー消費で地球環境に貢献 |
断熱とは文字通り『熱』を『断つ』ことです。
住宅における断熱とはお家の中と外との熱の伝わりを断つことを意味します。
身近な例として、魔法瓶が挙げられます。しっかりと断熱された瓶内の飲み物はホットはホット、アイスはアイスのまま長時間保つことができます。
住宅でも断熱がしっかりとしていれば、季節を問わず快適な環境が作りやすくなります。夏には外からの強烈な日射を防ぎつつ室内で冷やした空気を外には伝えません。冬には冷え切った外気から室内の暖めた空気を守ります。
気密とは、隙間が無いということ。
お家には窓や扉、壁と床、壁と屋根との間、コンセントボックス、電線の引き込み口、エアコンの配管部分など沢山の隙間が出来やすいボイントがあります。
寒い冬、冷たい隙間風に身震いした経験はありませんか?これらのいらない隙 間を限りなく無くしていくこと、これが気密です。いらない隙間を無くせば外からの隙間風に悩まさせることもなく、冷暖房によって快適な室温に保たれた 空気も外に漏れていくこともありません。
気密測定用の大きなファン(送風機)で建物内の空気を 外に排気し、室内の気圧を測定します。気密性能は「C 値」という数値で表され、この値がゼロに近いほど隙間が少なく、気密性が高いことを意味します。
常に良好な空気環境が保たれるように計画的に換気すること。
換気と言えば浴室、トイレ、キッチンに単独で換気扇が付いていて、それぞれを使用した時にのみスイッチを入れて空気を外へ出し、それ以外の部屋では窓の開閉による自然風を通す。こんなイメージが一般的ではないでしょうか。これに対して計画換気とはお家全体を一つの空間として考え、入口と出口を明確に定め、常に良好な空気環境が保たれるように計画的に換気されるものをいいます。
新鮮な空気が必要なお部屋(リビング、ダイニング、寝室、子供室)に設置した吸気口から新鮮な外の空気を取り込み、人間に新鮮な空気を与え、呼吸や建材から発生する化学物質や埃等を取込みながら段々汚れていって匂いや水蒸気、粉塵など一番空気の汚れやすい所(浴室、トイレ、キッチンなど)や、空気の動きにくい所(納戸、クローゼット)に設置した換気口から排出をするのです。
高断熱は断熱材等の構成により計算上成り立ちますが、現場施工が伴わなければ
壁の中に断熱欠損ができ壁体内結露を引き起こす原因になります。
気密が取れていないと壁体内結露を引き起こす原因になります。※高気密とは気密測定を行い測定結果により高気密になっているかどうか判断できます。
カビ、ダニの発生
アレルギーやアトピー、シックハウス、小児ぜんそくなど健康被害を引起す原因の一つと言われています。
木材の腐食による耐久性、耐震性の低下、腐朽菌の発生による木材の腐食とシロアリの発生、断熱材の腐食により、断熱性能の低下など家の寿命を縮めます。
ヒートショックとは、温度の急激な変化で血圧が大きく変動することによる健康被害のことです。シニアの人や高血圧、糖尿病、脂質異常症の方のリスクが高く、入浴時に急激な血圧低下により失神、死亡するケースはヒートショックの典型的な例です。冬場が特に危険で夏の時期のおよそ11倍に急増すると言われています。
お風呂につかっていて意識を失い、そのまま死に至るケースが多いようで「気持よく、スーッと意識が失われてしまう」ため、症状が現れたときにはすでに自分で助けを呼べない状態になってしまうということです。
家庭内の不慮の事故死の中でも高齢者に特に多く見られる「不慮の溺死」。
悲しい事故を減らすためにも、家全体のどこにいても一定の温度を保っているというのは
事故防止策としても、快適な毎日を過ごすためにも重要なボイントなのです。
長く日本の住宅は通風を重視した、今で言うところの「無断熱・低気密住宅」が基本でした。夏の涼を得るために通気性の良さに重点を置いた家づくりが行われていました。冬の寒さに耐え忍ぶような住宅でしたが、現代には、ストーブやエアコンを用いることで、大量にエネルギーを消費しながらも冬の暖かさ、夏の涼しさも手に入るようになりました。
無断熱・低気密が基本の一般住宅に断熱材が組織的に入りだしたのは、寒冷地である北海道が最初でした。それでも まだ断熱は十分なものではなく大量のエネルギーを消費する状態でした。
しかし1973年のオイルショックをきっかけに、世の中は一気に「省エネ」ブームに。住宅で使用する冷暖房費も当然「省エネブーム」のターゲットとなり、住宅業界では「断熱性をもっと高めて省エネを推進しよう」という機運が高まりました。特に冬の灯油消費量が高かった北海道で、当時あまり行われていなかった新築時の断熱工事として100mmのグラスウールを壁や天井に埋め込むということが行われるようになりました。
この時点で国内には「高気密」という概念はなく、建てられたのはあくまで「高断熱住宅(※当時の基準)」でした。
「高断熱住宅」で極寒の冬も暖かな家で過ごすことができる…!と建てられたものの、その家はいっこうに暖かくならないだけでなく、 新築から2〜3年して家の床下や基礎が腐ってしまい、家自体が住めないような状態になってしまったのです。北海道では札幌市だけ で数百軒の家がこのような状態になったと言われています。
床下や基礎を腐らせたのは「ナミダタケ」という木材腐朽菌でした。
ナミダタケは成長する過程で涙を流すように水を滴らせる特性のある菌です。
床下に生じた結露が木材を湿らせ、ナミダタケを繁殖させてしまったのです。
なぜ結露が生じたのか…。その原因は「高断熱住宅」にありました。
当時の住宅では、「気密」という概念がなく、断熱材だけを壁や床に詰め込んでいった結果起きた現象でした。
室内の暖かく湿った空気が、断熱材であるグラスウールの中に浸透していきます。外気側に近づくに従い、冷たい外気によってグラスウールの中の暖かく湿った空気が冷やされ、グラスウールの中で結露を生じていたのです。その結果グラスウールは湿った綿のような状態になり、そこにナミダタケが繁殖し木材を腐らせ、その後暖かくなると、腐った木材にシロアリがやってきます。そうしてたった数年で床が抜け落ちるような深刻な事態を起こしていたのです。
ナミダタケの教訓をもとに、室内の暖かく湿った空気を断熱材の中に侵入させないようにする「気密」の重要性が指 摘され始めます。これが日本の住宅における「高気密」の始まりです。家の内側で気密・防湿処理を行い、断熱材の 中には外気側の空気のみが入るようにしておけば、結露を生じることはありません。
そうして気密という概念が生まれましたが、当時の目的は家を高気密にするのではなく、断熱材を保護するための気密でした。
高気密なしの高断熱は快適どころか、危険であるということがわかったのです。そのため現在は、高断熱と高気密は不可分のものとなっているのです。
高断熱でない住宅には、気密性も必要ありません。
高気密という発想は、高断熱の家から生まれたものです。
「高断熱だからこそ高気密」というその順番も大切で
本当に快適な家の仕組みをしっている住宅会社であれば
断熱と気密の関係性を理解して住み心地のいい住まいを創りあげてくれるはずです。
青木建設の家は、ただ住みやすい、快適なだけではなくお客様自身が「心躍る家」であるべきだと考えています。
お客様の要望を汲み取り、どう暮らしたいか丁寧に考え、プランへと導く。
建築家・インテリアコーディネーター・ガーデンデザインナーとが三位一体となり
お客様それぞれのベストプランをご提案します。
土地には必ず良い面と悪いと感じる面があります。
私たちは良い土地だから、悪い土地だから…といった条件には左右されません。
それぞれの土地の良さを引き出すベストプランを生み出します。
また街並みなども考慮し、溶けこむだけではない
この家があってこその景観であると感じてもらえるような家を目指しています。
さらにお客様のご要望はしっかりと取り入れた家を創ります。
どんな生活をおくりたいか、毎日の生活はどうなのか、必要なものは何なのか…
現在の生活習慣と新しい家での生活を想像しながら
お客様の要望にあう、それでいてその想像のひとつ上をいく家を実現します。
これが青木建設の家創りの原則です。私たちは企画商品を作りません。
いわゆる『自由設計』という、基本プランに追加・変更を加えていく手法では、本当に住む人の立場に立った家創りができないからです。性能を保証しつつイメージ通りの家を創るには、図面の線一本からオリジナルであることが必要なのです。
自由に描かれた一本の線。
その線の先に、あなたの満足できる家があると信じています。
私どもは流行を追うのではなく、何年経っても飽きのこない、シンプルでありながら住む人の個性が光る、また住む人自身が心躍るような、そんな家造りを心掛けています。
質の高いプランを、お客様が住みたい家を提供するために、社外の建築家と家を創ります。
設計はお客様に気に入って頂いて初めて仕事となります。「とりあえず」・「たたき台として」というようなプランはお出ししません。
パターン化 ( 前と同じ)やマンネリ化、効率化を求めてお客様をないがしろにしてしまうことを防ぐ意味でも、社外の建築家の方が自由な発想と遊び心を最 大限に生かせるのです。
家の中にはカーテンや照明、家具など様々なインテリアが存在し、家の雰囲気、心地よさ、使い勝手を左右する重要なボイントです。
お客様のお好きな照明や家具を選ぶこともとても大切ですが、家全体のバランスを考えてコーディネートするのは至難の業。
青木建設では、経験豊かなインテリアコーディネーターがお客様の要望をまとめて、照明をはじめ壁紙、カーテンなどご提案し、お客様の個性の光るインテリアへ仕上げていきます。
例えば…
「家庭」という言葉は、「家」と「庭」と書きます。その字の通り、家と庭の調和から豊かな暮らしが生まれます。庭があることで生まれる楽しみは数え切れないほどあり、私たち青木建設は、庭を含めて「家」なのだと考えています。庭の計画は家のブランと一緒にガーデンデザイナーとともに行い、家との調和を考えた庭に仕上げます。
「家庭」という言葉は、「家」と「庭」と書きます。
その時の通り、家と庭の調和から豊かな暮らしが生まれます。
例えば、庭の花を摘んでテーブルに飾るだけでも、ふとお花を見てきれいだなって思った瞬間、心がほどけて、顔がほころんできます。
庭があることで生まれる楽しみは、数え切れないほどあってそして私たちは庭を含めて家なのだと考えています。庭の計画は家のプランと一緒にガーデンデザイナーとともに行います。
●ガーデンデザイナー【GARDENS】
http://gardens.co.jp/
「ガーデンズ」さんのお庭は、私たちがお庭づくりを
するときのアイデアやお気に入りのアイテムが
たくさんつまった大切な場所。
ティータイムを楽しむ中庭、シェッドやマーケットのある裏庭、デザインの実験の場である北庭。
オフィスやリビングからふと眺めるお庭に幸せを感じます。
庭とともに暮らす喜びをこの場所で体感し、
みなさんにお届けしたいと思っています。
フランス人がお庭の空間でリビングのようにテレビを見たり、
シャンパンを呑んだりして楽しんでいる様子をお手本に
中庭は通り側に大きな白い壁と作って、
プライベートな空間になっています。
テーブルでお茶を片手に洋書をめくって、
お庭のデザインをあれこれ相談したり、
お庭友達を招いてガーデンパーティを楽しんだり。
お庭でいただくだけで、なにげないお茶やお食事の時間が、
とても贅沢な時間に感じられます。
ちょっとしたティータイムに、ときには友人のシェフを呼んで
贅沢に、ぜひガーデンパーティを楽しんでください。
お庭で食事をいただくだけで、どうしてこんなに
美味しく感じるのでしょう。自然に囲まれていると
顔もほころんで、五感が研ぎ澄まされてくる気がします。
ボトルやグラスをグリーンで統一したり、
とっておきのバラの絵柄のティーセットでコーディネートしたり
テーブルの上にもお気に入りを並べて
至福のひとときを過ごします。