青木建設
質問の多い工務店
最後にたどり着いた工務店は、
質問の多い工務店でした。
2019.07.26 |
今回は、S型スレート瓦の修理です。
築30年くらいになると、経年劣化により
瓦表面の塗装が剥げ、ガザガサになってきます。瓦の塗装を10年事にメンテナンスをしていても、雨漏りが発生する場合が有ります。多くは、瓦の下のルーフィングが熱により劣化し堅く成ります。
経年劣化により油分がなくなったり、破れたりすると。雨漏りの原因になります。
修理方法としては、
ケース①、下地ルーフィングの敷き直し(新規ルーフィングの増し張り)
ケース②、屋根瓦の葺き替え(既設瓦の割れや表面劣化が多い場合)
が有ります。
まず、ケース①
既設瓦の取外し
ゴムアスルーフィング(モラサン2号)の増し張り
既設瓦の葺き戻して修理完了です。
ケース②の場合(瓦の葺き替え)
既設瓦撤去、ルーフィングも撤去、
屋根下地の野地板に腐りや劣化がないかチェックし、有れば部分的に 野地板を補修取替します。
ゴムアスルーフィング(モラサン2号)2重敷き
新規瓦を葺き完了です。
このお宅では、スレート瓦から陶器瓦(淡路瓦)に葺き替えと成り スレート瓦みたいな塗装のメンテナンスがなくなりましたが、棟瓦の葺き土(漆喰)のメンテナンスは、必要ですね。
ケース①、ケース②のお宅も10年目~15年目に点検をしていきましょう。 T・Kura