青木建設
質問の多い工務店
最後にたどり着いた工務店は、
質問の多い工務店でした。
2017.02.01 |
F様邸(木の家リノベーション)
1/23から工事着手し、今週月曜日に 耐震改修の現場検査が終わりました。
解体状況
床柱部分は、今回耐震補強の壁に成る為、床柱を取り外し、独立基礎だったので
既存の基礎と一体に成る様に基礎を現場打ちしました。
耐震補強の壁では、筋違を取り付ける補強方法では、木製の筋違を新設する場合と、
既存の壁を補強する場合では、仕様が変わってきます。
荒壁部分を補強する場合では、金属筋違により補強をします。
金属筋違を使うことで、荒壁を取り除く範囲が最小限にできるので既存の壁を傷めず施工できるのでよく使用します。
解体時に対角線の寸法を測り(土台と梁の間)発注するのですが、箇所により寸法が違ってもメーカーが対応してくれるので重宝しています。
今回和室の続き間の4枚引違の襖を撤去し、この部分も耐震壁になりました。
この箇所は、既設の基礎が有ったので、片筋違(40×90以上)+構造用合板の耐震壁を新設しました。
構造用合板も10尺と長いので、大工さんも取り回しが大変そうでした。
6尺の構造用合板もあるのですが、中間に補強桟を入れるよりも出来るだけ長い10尺を使い
土台と梁(桁)を一体の壁として補強するのが良いと思うので、施工できる範囲10尺を使用します。
耐震の中間検査が合格したので、続いて壁下地の施工に入り 和室部分の仕上に進んでいきます。
続いて、浴室廻りやキッチン部分へと部屋別に耐震補強し、仕上げていきますので、よろしくお願いします。
Kura