青木建設
質問の多い工務店
最後にたどり着いた工務店は、
質問の多い工務店でした。
2018.05.22 | スタッフブログ
変化するライフステージにあわせて行う住まいのリフォーム。
みなさん、「リフォーム」と聞いて思い浮かぶのは「増築」や「改築」ですよね。
しかし今、少子化の進行によって夫婦のみの世帯が増加したり、未婚・晩婚・熟年離婚などによって単身世帯の増加したりと平均世帯人数は減少傾向にあり、大きな床面積の家は必要なくなってきています。
そこで注目されはじめているのが「減築リフォーム」という選択です。
例えば「2階建てから平屋に変更する」という減築を行うケースでは、
①床面積を減らすことで建物の維持管理にかかるコストを抑えることができる
②断熱や耐震など性能向上を行う際にも工事範囲が小さくて済むのでコストが安い
③生活動線が短くなることで掃除など家事の手間が省け、身体的な負担が軽くなる
④光熱費や冷暖房費が削減できる
⑤階段がなくなるので事故を防ぎ安全性が高まる
⑥2階をなくすことで荷重が軽減されるので、構造的に耐震性が向上する
といったメリットがあげられます。
「使わない部屋はそのまま空き部屋にしておけばいい」、「なぜ費用をかけてまで家を小さくする必要があるのか」と思われがちなのですが、少人数で大きな床面積の家で暮らすとなると一人あたりの光熱費割合が大きくなり、住宅を維持管理するための費用負担も大きくなってしまいますよね。
人口減、世帯人数減を突き進む日本の状況を考えれば、「減築」は快適な住環境を得るための有効な手段だと考えることができます。
今後、減築リフォームの必要性は高まっていくと思われます。
青木建設でも減築による性能向上リフォームを数多く手掛けておりますので、ぜひ一度ご相談くださいませ。