青木建設
質問の多い工務店
最後にたどり着いた工務店は、
質問の多い工務店でした。
2019.08.26 | スタッフブログ
「テクスチャー」という用語は、本来織り生地、きめ、気質などの意味ですが、建築用語としては、材質感・質感や触ってみた感じを表します。
表面の粗さや滑らかさ、硬さや柔らかさだけでなく重さや軽さ、温かい感じや冷たい感じなど、
実に多様な感覚による「表面の見た感じと肌ざわり」の表現としての意味があります。
テクスチュアが異なれば同じ色でも違って見え、艶有りか、つや消しかでも、かなり色が違うものとなります。
感触といえば手で感じることだと思うかもしれませんが、視覚から入る情報以外で
人が建築に触れる頻度は、足裏から最も多くの情報を得ています。
ですから床の仕上げ材料は特に、直接肌に触れるものとして大切な要素となります。
インテリアとしての床材は空間に大きな影響を与えることができます。
また、内外を問わず用途や安全性(見えやすさ・硬さ・滑りやすさ、耐久性など)に配慮が必要な場合があります。
最近では転倒防止やヒートショックに有効な耐水性のある畳表が浴室などに使われる例があります。
建築的な「こだわり」は様々な感覚と風土・時代など多岐にわたりますが、住宅の床材は特に長期間触れる箇所となります。
自分にぴったりな、親しみある「テクスチャー」を実際に手にとって(足で触って?)感触を確かめてください。
きっと住みごこちの良さにつながると思います。
参照:オーク材のフロア
Fuji