青木建設
質問の多い工務店
最後にたどり着いた工務店は、
質問の多い工務店でした。
2019.11.11 | スタッフブログ
慶應大学理工学部システムデザイン工学科の教授で、生活基盤である建築・都市のサステナブルデザインを軸に、快適で健康を増進させる居住空間の作り方から地球温暖化の対策まで幅広く研究されている伊香賀俊治先生にご来社いただきました。
住宅が体に与える影響を研究されている方で、この業界の第一人者です。(写真左)
11月9日(土)にふれあい健康館で開催された「住まいの健康・省エネ・耐震を考える in とくしま」(とくしま健康・省エネ・耐震協議会主催)で基調講演をいただくためご来徳のところ、事務局である弊社をご訪問いただきました。
これからは、住宅はもちろんのこと、非住宅の施設 (介護施設や保育所、幼稚園、学校など)も断熱レベルが高い建物になっていくそうです。
温暖な住宅のほうが健康寿命を4歳延ばす、という調査結果が出ているそうです。
さらに断熱改修により温暖、湿潤になった施設では要介護度が悪化しにくい、という調査結果も得られたそうです。
幼稚園と住まいの温熱環境と病気で欠席する日数との関係を調べた結果によると、いずれも寒冷な環境といずれも温暖な環境では病欠が2.6倍にも増える、ということもわかったそうです。
「温かい家は寿命を延ばす」
生活習慣や食習慣の見直し、改善ばかりが健康寿命を延ばす対策として推奨されていますが、一日の大半を過ごす室内の環境を健康を守る環境へと整えることについて、もっと視点をむけていくことが重要だと改めて理解を深める機会になりました。
伊香賀教授のご講演の後の実例発表会では、弊社も「換気」をテーマに発表させていただきました!
またこちらのブログを通して「健康住宅」に近づける方法を幅広い視点から考えていきたいと思います。
AOKI