冷却とエネルギー効率・建築設計の新時代 | 株式会社 青木建設|徳島の注文住宅からリノベーションまで

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2023.11.20 | スタッフブログ

冷却とエネルギー効率・建築設計の新時代

世界は有史以来最も暑い季節を過ごすことが多くなり、見通しは決して楽観的ではありません。
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冷房需要が増加するにつれ、電力消費量の増加と二酸化炭素排出量の増加という悪循環を引き起こす恐れがあります。前例のない気候危機に直面している地球では、建物のエネルギー効率と冷却技術の交差点がかつてないほど重要になっています。

※画像はAIにて生成

エネルギー消費量が多かった建物は現在、環境フットプリントを最小限に抑えながら快適な屋内環境を提供するという二重の課題に直面しています。
エネルギーを大量消費する空調システムが広く使用され、ピーク電力需要と温室効果ガス排出の両方に大きく作用しています。ですから、室内の快適さとエネルギー節約のバランスを取ることが緊急の使命となっています。

エネルギー効率の高い建物と冷却システムを構築する取り組みには、包括的な戦略が必要です。統合された建物設計では、建物の向き、日よけ、断熱、優れた換気システムなどの重要な要素が考慮され、機械的な冷却の必要性が最小限に抑えられます。
パッシブハウスのデザイン手法を優先することで、建物は自然要素を活用して快適な室内環境を維持できます。

温暖な気候であっても、パッシブハウス仕様の住宅では従来の冷却アプローチに代わる環境に優しい代替手段となります。熱交換換気システムは、エネルギーを大量に消費せずに屋外と室内の空気の温度を最適化し、快適な室内環境を保つための効率的で低エネルギーな換気システムです。
また、エネルギー効率の高い建築設計と再生可能エネルギー源を組み合わせることで、強力な相乗効果が生まれます。太陽光発電システムや風力発電、太陽熱システムなどクリーンエネルギーをうまく活用して化石燃料の依存を減らし、カーボンニュートラルへの移行を加速します。

エネルギー効率の高い建築を実現するための課題には、革新的なソリューションが必要です。
既存の構造物の改修は一般的な課題ですが、材料と技術の進歩により、それが容易になりました。優れた断熱特性と熱制御により、古い建物でもエネルギー効率の高い設計をできるようになり、大規模な構造変更の必要性が軽減されます。

なぜパッシブハウスがおすすめできるのか?

持続可能な建築環境を構築する鍵は、周辺環境からの影響やヒートブリッジの影響に配慮した設計、高断熱・高気密はもちろん、エネルギー効率の高い冷却技術、最先端の熱交換換気空調制御(HVAC)システム、持続可能な再生可能エネルギー源を組み合わせることにあります。

今後は、気候の大きな変動や長期間の熱負荷に対して建物内部の様々なセンサーを通じてリアルタイムにエネルギー制御(節約)ができ、過剰なエネルギーを必要とせず住む人の快適性も確保される新時代に足を踏み入れようとしています。
Fuji

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