青木建設
質問の多い工務店
最後にたどり着いた工務店は、
質問の多い工務店でした。
2021.06.29 | スタッフブログ
減築リフォーム、という言葉を耳にしたことはありませんか?
子育てが終わり、子どもが家を出るとかつてはちょうどよい広さだった家が大きく感じられるようになり、使わなくなった部屋の掃除やメンテナンスが負担になってくることがあります。
こうした場合に、家を「小さくする」減築という方法によってその負担を軽減し、夫婦二人にちょうど良い大きさの家にリフォームする、これが減築リフォームです。
<減築リフォームのメリット>
①住まいの掃除やメンテナンスの負担が軽減できる
特に多いのは子供が独立して家を出たあと子供部屋が余り子供の残したものがそのまま置かれ物置化することです。そのような部屋になっても掃除は行わなければならないので高齢になるほど負担が大きくなります。使わなくなった部屋を取り除くことで掃除の手間が減り、毎日の負担が軽くなります。
②家の荷重を軽くすると耐震性の向上が期待できる
2階建ての住まいの2階を減築して平屋にする場合、家全体の荷重が軽くなり、地震時の負担を軽減できるので耐震性がアップします。
③光や風の吹ける明るい住まいへ
減築によって間取りを変えたり、2階の床をなくし吹き抜けをつくったりすることで光や風が抜ける明るい住まいとすることも可能です。リフォーム前は暗かった部屋も減築のしかたによって快適な部屋にすることが可能になります。
<減築リフォームの問題点>
多くのメリットが得られる減築リフォームですが、方法によっては耐震性が低下することもあり得るので注意が必要です。住まい全体の壁の量が減ると地震への抵抗力が小さくなり耐震性が低下したり、2階の床を撤去して吹き抜けをつくることにより床による抵抗力が小さくなったりするため、このような場合は撤去した壁に筋交いを入れたり、他の箇所に壁を増設して全体のバランスを保ったりするなど、耐震性能を確保しなければなりません。専門家が慎重にリフォーム計画を立てて進めることが大切です。
減築リフォームについての疑問、質問、不安など… ぜひ青木建設にご相談くださいませ。