新型コロナウィルスと熱中症対策のための上手な換気方法 | 株式会社 青木建設|徳島の注文住宅からリノベーションまで

株式会社 青木建設|徳島の注文住宅からリノベーションまで > スタッフブログ > 新型コロナウィルスと熱中症対策のための上手な換気方法

2020.08.11 | スタッフブログ

新型コロナウィルスと熱中症対策のための上手な換気方法

熱中症による国内の死亡者は2010年に1700人を超えました。2018年にも1500人程度が熱中症で命を落としており、その8割は65歳以上の高齢者が占めています。

主に炎天下での激しい運動や労働が主な原因で起きる「労作性熱中症」はもともと元気な若年層の人が頑張りすぎてなるのですぐに回復しますが、高齢者に多いのは

「非労作性熱中症」で、家の中で特に何もしていないのに熱中症になるのが特徴です。

今年の夏は新しい生活様式としてマスクの着用が定着しました。飛沫の拡散を抑えられるため、マスクは非常に大事である、と着用が推奨されていますが、夏場のマスクの着用は熱中症予防との両立が欠かせません。

呼吸は、通常冷たい空気を吸うことで体を冷やす効果があるのに、マスクで暖まった外気を吸ってそれを吐くときにさらにマスクを温めてしまうことになるので、体内に熱がどんどん溜まってしまいます。

マスクをしたうえで熱中症を予防するためには、冷房の効いたところで過ごすこと、三密を避けた場所ではマスクを外すこと、など臨機応変に対応することも大切です。周りに人がいなければ飛沫を吸い込むことも、広げることもないので、自分で広い場所に移動してマスクを外すなど、意識してコロナウイスと熱中症の対策を行いましょう。

室内では冷房と換気の両立が重要です。エアコンは換気を行えないので窓を開けて定期的に換気を行うことが必要で、回数がなるべく多い方が効果的です。例えば10分間の換気を1時間に1回行うよりも5分間の換気を30分ごと、1時間に2回行う方がほうが良いそうです。

また、換気の時に窓を開けっぱなしにすると外から暑い熱風が入ってくるので、窓を開けている間もエアコンはつけっぱなしにして室温の上昇を抑えることをおススメします。設定温度を普段より少し低めに設定しておくと急激な室温上昇が抑えられるので、電力消費の増加も抑えられます。エアコンはスイッチをオンにしたときに電力消費が大きくなるので節電のためにもつけっぱなしにしておきます。

窓を開けて換気をするときは「まず対角線上の離れた2か所の窓を開けること」。空気の入口は小さく、出口は大きくすることが効果的な換気のポイントです。窓が一つしかない場合には扇風機やサーキュレーターを空気が窓の外へ流れるよう、窓の外に向けて設置するようにしましょう。

完成見学会 住まいセミナー 家づくり相談会
資料請求 お家のメンテナンス
WEB予約 見学会予約
無料送付 資料請求