梅雨の湿気対策・カビ対策は万全ですか? | 株式会社 青木建設|徳島の注文住宅からリノベーションまで

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2022.06.14 | スタッフブログ

梅雨の湿気対策・カビ対策は万全ですか?

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いよいよ四国地方も梅雨入りしましたね。

梅雨の時期になると気になるのが湿気です。
ジメジメとした不快感だけでなく、湿気はカビの発生原因にもなり住まいや体にも悪影響を与えてしまいます。

梅雨になると空気中の水蒸気の量が多くなり、湿度が高くなります。湿度が高いということは、湿気が多い状態のため、カビが発生しやすくなります。

湿気やカビの原因となるのは・・・
・湿った空気が滞留し、湿気がたまった場所
・住まい全体の換気(空気の入れ替え)ができていない
・室温が高い
・日光が入らず室内の湿度が下がらない
・カビの栄養源であるほこりなどの汚れがたまっている

◆湿った空気が滞留し、湿気がたまった場所
カビは湿度70~80%ほどの湿気が多い場所で発生しやすく、逆に乾燥している場所では発生しにくいことが特徴です。 湿った空気が滞留したままで湿気がたまった場所は、カビが発生しやすくなります。 家具の後ろ側やクローゼットの中、お風呂場や結露した窓やサッシなどがは要注意です。

◆住まい全体の換気(空気の入れ替え)ができていない
梅雨に湿気がたまる原因のひとつが、換気不足。梅雨の時期は湿気が多いだけでなく、人体から発生した水蒸気によって、室内の湿度が上がりやすくなっています。 晴れた日であれば窓を開けるなどして換気をし、湿気を外に逃がすことが可能です。 しかし梅雨の時期は雨が多いうえに風も吹かず、窓も閉めっぱなしにすることが多くなります。 十分な換気ができないことで、室内に多くの湿気がたまり、カビの発生原因になります。

◆室温が高い場合にカビが発生しやすくなる
カビは20~30℃の状態でもっとも繁殖しやすくなっています。 梅雨の室内は、カビの好む20~30℃前後の場合がほとんどです。 室内の高い湿度、さらにカビの好む高い温度という条件がそろうとカビが発生しやすくなります。 しっかりと湿気対策をしておかなければ、自然とカビが発生しやすい環境を整えてしまっていることになります。

◆光が入らず室内の湿度が下がらない
室内に湿気がたまっている状態でも、日光が入れば室内の温度が上がるため、湿度は下がります。 ところが、梅雨の時期は晴れ間が少なく、室内に日光が入らないことが多くなります。何日も雨が続くことも多いため、室内は湿度の高い状態が続き、カビが発生しやすくなってしまいます。

◆カビの栄養源であるほこりなどの汚れがたまっている
カビは、たんぱく質やほこりなどを養分にして成長していきます。 部屋にたまった髪の毛、ほこりなどのごみや汚れを掃除せずそのままにしておくことで、カビが繁殖しやすくなります。 掃除は週末にまとめてするといったご家庭の場合は、湿気がたまる梅雨の時期はとくにカビが繁殖しやすくなりますので、注意が必要です。

そして、湿気やカビは放置しておくと、家だけでなく住んでいる人の健康にも悪影響を及ぼします。
・布類にカビが繁殖すると取れない
・床材の劣化
・床下の劣化
・シロアリが発生する原因になる
・喘息などの健康被害

◆布類にカビが繁殖すると取れない
布類は湿気をよく吸うため、カビの繁殖しやすい環境のひとつです。 ぬいぐるみやカーテンなどに、気が付くとカビが繁殖している場合があります。 カビが多く発生すると取れなくなるだけでなく、布類そのものが劣化してしまう原因になります。

◆床材の劣化
木材も湿気をよく吸う特徴があります。 木でできたフローリングは湿気をよく吸います。 湿気を多く吸ってしまったフローリングは、膨張によるきしみや腐食が発生する可能性も。 長年にわたって腐食が進んでいくと、そのまま床が抜けてしまうこともあるでしょう。

また、クッションフロア系の素材を床材に使用している場合は、湿気が原因で接着剤がはがれたり、 クッション材が床から浮き上がったりすることもあります。

◆床下の劣化
床下は湿気がたまりやすく、カビも生えやすい環境です。 床下の木材が多くの湿気を吸い、さらにカビも多く繁殖すると木材が腐食していきます。 木材が腐食することで家の強度が弱くなり、住まいの耐久性が大きく損なわれてしまいます。 基礎の所に設置してある風窓の前に物などを置かず、床下の空気の流れを阻害することのないようにしましょう。

◆シロアリが発生する原因になる
シロアリが餌にするのは、水分を多く含んでいる木材です。 床材や壁、床下の木材が湿気を多く吸い込むことで、シロアリが発生する原因になります。 湿気だけでなくシロアリも発生してしまうと、家の基礎や土台になっている木材を食べてしまうため、住まいが倒壊するほど強度が落ちてしまうリスクもあります。

●喘息などの健康被害
湿気によって発生したカビは、アレルゲンのひとつです。 カビをそのまま放置しておくと、喘息の原因になってしまいます。 また、空気中に飛散したカビを吸い込むことで、肺炎を引き起こす可能性もあります。 湿気やカビを放置するのは、住まいだけでなく住んでいる人にも悪影響を及ぼしてしまいます。

結露があるときは、窓リフォームや断熱工事を
梅雨時期に、窓に結露が発生しやすいといった場合は、窓リフォームによる湿気対策をおすすめします。窓は室内側に結露する場合と屋外側に結露する場合があります。 室内が暖かく、屋外が寒い時には室内側に結露が発生し、室内が冷房されていて室温が低く屋外が高温で湿度が高い場合は屋外側に結露します。

窓リフォームには、内窓を設置して窓を二重にする、窓を二層になっているペアガラスや三層になっているトリプルガラスにするといった方法があります。

また、結露防止には、窓リフォームに加えて断熱工事が有効です。 充填断熱、外張り断熱、内断熱、外断熱などさまざまな施工方法がありますが、断熱工事をすることで、結露対策ができるだけでなく、冷暖房効率のよい、通年快適に過ごせる住まいづくりにもつながります。 断熱工事は大掛かりな工事になる場合もあるため、他のリフォームとまとめて行うのがおすすめです。

 

 

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