欧州壁 | 株式会社 青木建設｜徳島の注文住宅からリノベーションまで

2019.11.18 | スタッフブログ

欧州壁

朝と夜は、かなり気温が下がってきました。早朝、現場に向かう間はジャケットが必要なくらい寒いです。

今回は、外壁の塗料で欧州壁の施工をした現場があるので少し紹介したいと思います。

欧州壁の特徴としては、

①無機質系塗料にアパタイト光触媒を練りこむことで、コーティングすることなく光触媒効果が得られます。無機質・水系ですから人にやさしく環境に配慮した壁装材です。

②光触媒『欧州壁』は従来の有機系塗膜と異なり、基材の通気性があるので、結露の発生をおさえ、基材内部に含まれる余分の水分を水蒸気として自然に放出します。よって水分による塗膜の浮き、フクレがほとんどありません。

③『欧州壁』は、光触媒効果が長期にわたり持続するので、耐久年数が長く、浮き、剥がれ、色あせの心配がありません。また、一般の塗料と違い、前に塗っていた塗料を剥がすことなく、洗浄するだけで直接塗り重ねることができます。

④光触媒作用は、主成分である「酸化チタン」が太陽や蛍光灯の光に当たると、水や酸素と反応して、活性酸素をつくります。この活性酸素は非常に大きなエネルギーを持ち、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を分解・除去することができます。この光触媒を利用すると、有機化合物を常温で分解できるだけでなく、殺菌、防カビ、防汚、脱臭効果などの効果があります。

上記の写真は、作業中になります。吹付作業の為、足場のネット養生はもちろん、足場と建物の間から塗料が飛散しないようにシートで密封状態で吹付作業になります。写真と撮るためにお願いして一度入らさせてもらいました。

釘の頭も下地調整で平滑にして、仕上げの際に凹凸にならないようにしています。

養生関係を外し、仕上げの状況です。　ペンキの様なテカリはなく、落ち着いたシックな仕上がりになっています。

写真では、分かりにくいですが、柚子肌仕上げで近くで見ても遠くで見ても綺麗な外装になってます。

K・K