無垢フローリングと上手に付き合う。 | 株式会社 青木建設｜徳島の注文住宅からリノベーションまで

2020.03.02 | スタッフブログ

無垢フローリングと上手に付き合う。

徳島で新築／注文住宅を建てるなら、青木建設へ！！

工事が完成した建物をお客様にお渡しする前に、出来栄えや動作の確認をします。
しかし一人の工事管理者がすべての出来栄えや動作のチェックをすることは非常に時間がかかるため、ほかの社員の目で改めて項目ごとにチェックを行います。

なかでも無垢の床材は自然の素材であるが故の個性があり、工業製品とは違う風合いや経年変化を楽しむことができます。そこで今回は無垢フローリングと上手に付き合うためのポイントをまとめました。

魅力的な表情を保つためには、無垢木材への心配りが大切です。
長くお付き合いいただくために、下記をご一読ください。

直射日光・高温となる環境
● 長時間にわたり直射日光が当たると、変色やひび割れが生じる場合があります。
日差しの強い場所では、カーテンやブラインドなどで日光を遮ってください。
敷きものカーペットやラグなどを無垢フローリングの上に敷いたままにすると、カビやダニが発生する可能性があります。ご使用になる場合は、できるだけ通気性の良い薄手のものをお選びください。
● 床への敷きものは陽の光や空気を遮断し、無垢木材の特徴である経年変化を妨げ、そこに色差が生じます。

ご使用になる場合は、できるだけ陽の光や空気になじませて、極端な経年変化に注意してください。

家具・家電
● 重たい家具やキャスター付きの家具は、ヘコミや傷の原因となります。
ピアノなど重たいものを置く場合は、フローリングとの間に板を敷くなどして荷重を分散させてください。脚の裏側にフェルトなどの緩衝材を貼っていただくと、傷がつきにくくなります。
● 無垢フローリングの上に暖房器具や冷蔵庫を直接置くと、熱風が原因で隙間やひび割れが生じる場合があります。やむを得ずご使用になる場合は、無垢フローリングと暖房器具の間に遮熱シート等を設置してください。
● 無垢フローリングの上に直接アイロンを置くと、加熱による不具合が生じる場合があります。

水分・食べこぼし
● 水分は、毛羽立ちや白濁、カビ、ひび割れの原因となります。
● 日常的な水拭きでのお手入れは避け、観葉植物・加湿器・水槽などのお取り扱いには十分ご注意ください。
● 濡れたタオルなど水気を多く含むものを無垢フローリングの上に放置すると不具合が生じる場合があります。
● 結露によって生じた水滴や、洗濯物の室内干しによる湿気などによって不具合が生じる場合があります。
● 醤油・コーヒー・ワインなど色の濃い液体や、ジュース・くだもの・洗剤など酸性度やアルカリ度の高い液体及び固体はシミや変色、色落ちの原因となり得ます。こぼしてしまった際は、素早く拭き取りを行ってください。

その他
● 車椅子を使用されますと、無垢フローリングに傷が付くことがあります。特に屋外から室内へ入られる際には、砂やゴミを落としてから入るようにしてください。
● ペットの爪によって傷が生じることがあります。また、ペットの排泄物は無垢フローリングを傷める原因となり得ます。長時間放置せず、できるだけ早く拭き取るようにしてください。

薬品・金属製品
● ヘアカラーリング剤・パーマ液・靴墨は変色する場合があります。ご使用の際は、無垢フローリングに薬剤を落とさないようご注意ください。
● 化学雑巾やモップをご使用になると、変色する場合があります。
● 鉄クギや金属製品を無垢フローリングの上に置いたままにすると、黒色に変色する場合があります。金属製のものを無垢フローリングの上に置く場合は、接触面にフェルトなどを貼り、直接触れないようにしてください。
● ノロウィルスなどの殺菌・消毒に次亜塩素酸ナトリウムを水で希釈したタイプの消毒液を使用する場合は、布などに染み込ませて拭き取りを行ってください。毛羽立ちやシミの原因となる場合がありますが、正しくメンテナンスをすることにより、補修することができます。
※薬品などをご使用になる際は、必ず使用上の注意をよく読み、目立たないところで一度試してからお使いください。

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