銘木。

2015.06.17 | スタッフブログ

こんにちは。先日お施主様と、インテリアコーディネーターさんと一緒に和室の銘木を見に行ってきました。

おもてなしの場所としての和室。床柱や床框。天井板、網代など美しいモノがいっぱい。

床柱にも無垢材、集成の床柱。絞りの柱も天然木と人造柱（職人さんの工芸品？）などいろいろ丁寧に説明いただきとっても勉強になりました。

上の写真にもあるのですが　職人さんの工芸品なのに『杉人造絞丸太』と書いてあります。

なぜか『人造人間みたい。。。』と私の頭は『人造人間』でいっぱいになりました。世代がわかってしまいますが　小さいときのアニメで『人造人間キカイダー』があったのです（笑）人造って響きに頭の中が支配されてしまったのです。。。

杉の木は通常丸のつるっとした木なのですが　まれに天然で絞り模様があるそうです。その絞り模様を　職人さんたちが精巧に再現しているのが『杉人造絞丸太』というらしいです。ちなみに再現してるサンプルもありました。

すごくないですか！？！　いろんなことに感心して帰ってきた一日でした。

本題のお施主様の銘木は　キレイな木目の紅葉の床柱をメインに天井材など選びました。茶室にしつらえるような少し細めの床柱には『百日紅さるすべり』の木もありました。　欄間にはこんな素敵な手仕事の作品もありましたよ～

ほかにもイロイロな素材が　温度と湿度を管理された倉庫できちんと保管されていました。和室は奥が深いですね。

h.aoki