青木建設
質問の多い工務店
最後にたどり着いた工務店は、
質問の多い工務店でした。
2025.05.19 | 家づくりのこと
2025年子育てグリーン住宅支援事業の補助金申請が5月14日からはじまりました。
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、新築住宅について、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯などに対して、「ZEH水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、2030年度までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた裾野の広い支援を行うとともに、既存住宅について、省エネ改修等への支援を行う。
新築に対する補助については、国土交通省と環境省の合同事業となっていて、省エネ性能を備えた住宅を普及させる取り組みの一環として行われています。「環境にやさしい住宅の建築やリフォームには補助金を出しますよ」ということです。
子育てグリーン住宅支援事業は、名前に「子育て」と入っていますが、実は、子育て世帯以外の人が対象となるケースもあります。特に、「GX(グリーントランスフォーメーション)志向型住宅」を建てる場合は、世帯の家族構成や年齢に関係なく補助金を受け取ることができるようにもなっています。
「GX志向型住宅」とは、
・断熱等性能等級6以上
・一次エネルギー消費量の削減率35%(再生可能エネルギーを見込む場合は100%)以上
・高度エネルギーマネジメント(HEMS)の導入
といった要件を満たす50m以上240m以下の住宅で、立地の除外要件に該当しない住宅のことをいいます。
では、具体的に見ていくことにしましょう。
新築の場合の補助の対象者は、注文住宅の建築主、分譲住宅の購入者で、以下の「対象となる世帯」に該当している必要があります。
補助対象住宅 | 対象となる世帯 |
---|---|
GX志向型住宅 | すべての世帯 |
長期優良住宅 ZEH水準住宅 |
子育て世帯または若者夫婦世帯のいずれか |
GX志向型住宅の場合は、家族構成や年齢の条件はありませんが、長期優良住宅とZEH水準住宅の場合は、子育て世帯か若者夫婦世帯でなければなりません。
子育て世帯、若者夫婦世帯の条件は、以下のように定められています。
子育て世帯 | 申請時点において、子を有する世帯※子とは、令和6年4月1日時点で18歳未満(すなわち、平成18(2006)年4月2日以降出生)とする |
---|---|
若者夫婦世帯 | 申請時点において夫婦であり、いずれかが若者である世帯※若者とは、令和6年4月1日時点で39歳以下(すなわち、昭和59(1984)年4月2日以降出生)とする |
1戸あたりの補助額は、下表のとおりです。
長期優良住宅・ZEH水準住宅の場合は、要件を満たす古家の除却を行うと20万円の加算を受けることができます。
1戸あたりの補助額 | 古家の除却(※1)を伴う場合の 補助額の加算額 |
|
---|---|---|
GX志向型住宅 | 160万円 | なし |
長期優良住宅 | 80万円 | 20万円(※2) |
ZEH水準住宅 | 40万円 | 20万円(※2) |
今回GX志向型住宅の予算は500億円
長期優良住宅とZEH住宅の予算が1600億円となるのでそれと比べるとかなり少ないですね。
5/19現在で 7%程度の申請となっています。現状に合わせてですが早めに計画したいと思います!
h.aoki