青木建設
質問の多い工務店
最後にたどり着いた工務店は、
質問の多い工務店でした。
2020.02.03 | スタッフブログ
木材は、二酸化炭素を吸収して炭素を固定し、くり返し生産できる循環型の資源です。そして、森林の育成と木材の生産を行う林業・木材産業と、木造建築をつくる建設産業は、互いに結びつきあって資源循環型社会の構築と地域の活性化に貢献する産業として、大きな期待が寄せられています。また、家を建てる場合には木造住宅を希望するという方が多く、木造建築は、現在でも多くの人に好まれています。
実際に建物を建てるには、安全性の確保などのため、建設地域や建物の規模、用途によって、様々な基準に適合させる必要があります。建築基準法による基準のほか、建物の用途によっては別に設置基準などが定められている場合もあり、これらの複雑な条件に尻込みして、木造以外の建物が選ばれてきた実情もあるようです。
「木」は建築材として、我々日本人が古くから用いてきた最も馴染み深い素材です。「木」を多く用いた独自の建築文化を醸成し、永く「木」と共に暮らしてきました。そうした中で、とりわけ「木」を内装建築材に使い、普段から触れることで人体に「リラックス効果」がもたらされることは経験的に知られております。
「木」を内装建築材に使い、時を重ねることで得られるヴィンテージあるいはエイジング感、ダメージ感と言い換えてもいい、施工直後からすでに何年も使い込まれたかのような、自然で豊かな表現力となる仕上げ材も登場しています。特筆すべきは、細部にいたるまで施された表情豊かな「こだわり」を感じることができます。
平成12年(2000年)6月の建築基準法改正によって性能規定化が進み、RC造等と同等の防火性能を有する木造建築物が認められるようになりました。設計上の工夫などを行うことによって、あるいは技術開発の成果を採用することによって、木造建築の可能性は大きく広がります。『戸建てだからできる』だけではなく、『戸建住宅だからこそ』できることはまだまだたくさんあります。
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