青木建設
質問の多い工務店
最後にたどり着いた工務店は、
質問の多い工務店でした。
2020.03.13 | スタッフブログ
お家のリフォームに【断熱】を考える方が増えてきています。
これは、地球温暖化対策のために今できる「賢い選択」をしていこうという、環境省が発信する「COOL CHOCE」の一つの取組みに当てはまります。
COOL CHOICEとは・・・
2015年、すべての国が参加する形で、2020年以降の温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」が採択されました。世界共通の目標として、世界の平均気温上昇を2℃未満にする(さらに、1.5℃に抑える努力をする)こと、今世紀後半に温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることが打ち出されました。
このパリ協定を踏まえ、我が国は、2030年度に温室効果ガスの排出を2013年度比で26%削減する目標を掲げています。
この目標達成のためには、家庭・業務部門において約4割という大幅削減が必要です。このために政府は、脱炭素社会づくりに貢献する「製品への買換え」、「サービスの利用」、「ライフスタイルの選択」など地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動「COOL CHOICE」を推進しています。
「4割削減」ってかなりたいへんですね。
断熱はもちろん省エネにつながり、その結果温室効果ガスの排出が削減されますが、それだけではありません。
私たちの健康にも直接関係する問題なのです。
お風呂場における事故はかなり多く、家庭内の事故死の約4割を占めています。
高齢になると暑さ、寒さに対する感覚が鈍くなり、身体の反応も弱くなっています。本人の感覚にズレが生じる、本人の意識以上に体がついていかないということです。具体的には、暑くても汗をかきにくく、汗の量も少なくなります。また暑いと皮膚の血流が増えて体内の熱を逃がそうとするはずですが、高齢者の場合、暑くても皮膚の血流量が増えにくくなります。
逆に寒くなっても皮膚の血流量があまり減らないため、体内の熱を逃がしてしまい、体を冷やしやすくなります。
だから断熱が大事になるのです。
事故は冬場だけではありません。夏場も危ないんです。温度の感じ方にズレが生じてくるので、室内が40度になっても本人は40度に感じなくて、もっと低い温度のように感じてしまうことがあるのです。
AOKI