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2022.03.07 | スタッフブログ

使うところに収納する!

外出先から帰宅し、片付いていない部屋を見て疲れが倍増する経験はありませんか?
いつか整理してすっきり片付いた部屋にしたい!と思っても、行動を起こさなければ、そのまま月日だけが過ぎてしまいますよね。すっきりした部屋にするには収納がポイントになります。

収納のポイントは必要とするところに収納することです。その当たり前のことを習慣づけることによって物を探す時間の無駄も、スペースの無駄も解消できます。

しかし住宅の床面積は限られています。限られた中で、収納スペースを多くとると今度は居住スペースが狭くなります。そこで適正な収納スペースと快適な居住スペースのバランスが重要になります。

お家を建てるとき生活の導線や所作(立ち振る舞い、身のこなし)など、いろいろと考えた挙句、収納について随分悩まれる方は多いものです。

収納が上手か下手かとか、足りる足りないとかで一通り議論した結果、小さな倉庫を・・なんて事があるのが普通に思ってしまいがちです。そこで収納のコツとか、断捨離の方法とかの本とか読むのですが、いわば収納の運用方法であって、家族構成や季節・状況に応じて増えたり減ったりする量をいかに楽をしてコントロールするかということになります。

生活に必要な最低限のものしか置かない!
そう出来たら良いですが、何年も使っていない物や、着ていない洋服など、必要ないけれど思い入れがあり捨てられないものがたくさんある方もいらっしゃいます。そのような方は収納スペースを増やしても、すぐに物があふれてくるかもしれません。

収納スペースが足りないと思っている方は、現在のご自宅の収納スペースが少ないのか?それとも物が多いのか?どちらなのか調べてみてはいかがでしょうか。まずはご自宅の収納率の計算をしてみましょう。

収納率とは住宅の総床面積に対する収納部分(押し入れやクローゼットのように、高さがあるスペース)の面積の比率のことです。(キッチンや洗面化粧台の収納などは除きます。)
理想とされている収納率は戸建12~15%、マンション8%以上といわれています。
戸建とマンションの理想とされている収納率の間取りを見てみましょう!

オレンジ色の部分が収納スペースです。収納部分の面積12.91㎡、収納率12.2%
和室、各洋室に収納は多いですが、リビングダイニングに収納が少ないと感じられますね。
1階に収納が欲しい場合は、例えば6畳の和室を4.5畳にし収納スペースを確保すると収納率は13.8%になります。

オレンジ色の部分が収納スペースです。収納部分の面積 6.14㎡、収納率8%
理想とされている広さを確保していますね。
さらに図の右側のように洋室は4.5畳になりますが、F.C(ファミリークローク)ができたことで収納率が9.9%になり、家族みんなの物を収納できるようになりました。
この例を見て収納が多いと思われましたか?まだまだ足りないと思われましたか?

ご自宅の収納率を計算し理想とされている広さを確保できているのに、収納できていない場合は、収納を広くしても、すぐにものであふれてしまうかもしれません。その場合は物を処分しましょう。すっきり片付いた快適な住まいのため、この機会に「収納スペースの確保」と「物の整理」を両方から考えてみませんか。
Fuji

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