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2022.06.06 | スタッフブログ

上りやすい階段というテーマ

注文住宅は、いろんな部屋の間取りやどんな仕上げにするかなど自由にプランできる楽しみがあります。しかし、何でもかんでも自由にできるわけではありません。階段は建築基準法に関わる寸法規制や踊り場の配置、手摺の設置など、法で定められた中で考えていかなければいけません。

そこで今回は、階段を造るうえでどのような決まりがあるのか、注意するポイント、実際にどのような階段がいいのかを話していきたいと思います。

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さて、下図に建築用途ごとの階段の基準を挙げました。どうでしょうか?住宅用途では傾斜角度が約57度とかなり急な階段となっていることが分かります。非常に急勾配な階段となり、現実的ではないと思います。建築基準法施行令により、住宅階段の寸法は幅75cm以上、蹴上23cm以下、踏面15cm以上にしなければいけません。ちなみに、屋外階段(直通階段)の場合、幅は90cm以上、その他のものにあっては60cm以上です。
では、どのくらいの蹴上、踏面寸法にすると登りやすい階段になるのでしょうか。

住宅以外の階段基準をもっと詳しく知りたい方はこちらから
参考:国土交通省 階段基準の合理化(平成26年国土交通省告示第709号の改正)
https://www.mlit.go.jp/common/001225722.pdf

勾配(傾斜角度)が緩いと登りやすく感じるかと思いますが、勾配が緩いと上に登るためにはそれだけ多くの段数を上がる必要があります。また、蹴上寸法が小さかったり、踏面寸法が極端に大きすぎると歩幅とあわず、それはそれでしんどいものです。

登りやすい階段には、蹴上と踏面の関係が大きく関わってくるのです。

登りやすい階段係数は『蹴上cm×2倍+踏面cm=60cm前後』と言われております。60センチという数字は、日本人の標準的な歩幅に合っているようです。この計算に当てはめて、60より数値が小さくなればなるほど小股で歩く感じで、60より数値が大きくなればなるほど大股で歩く感じになります。

我々の住宅においては、蹴上約20cm×2+踏面22cm≒60程度とすることが多いです。

例)勾配45度の例:20cm×2+20cm=60  勾配42度の例:約19.8cm×2+約22cm=約62

住宅階段の寸法を考える場合、登りやすい階段係数 60~63程度でプランするのがよいのではないかと思います。一つの目安としては、角度にして45度を目安にやや緩やかな41~42度が昇りやすいであろうと考えています。ただ、登りやすさというのは使う人の個人差・体格差もありますので、あくまでも参考にしていただけたらと思います。

階段は毎日の生活で欠かせないものです。極端に急だったり緩やか過ぎて段数が多すぎたりすると、ストレスを感じてしまうかもしれません。住まいをプランする上で階段を考える優先順位をあげていただき、登りやすい階段の一般的な計算式を参考に、住む人が毎日快適に上り下りできる階段寸法を割り出してみるのもいいのではないかと思います。
そのうえで階段の種類、仕様などを考えていただくと、計画がスムーズにいくのではないでしょうか。一度、今お住まいの階段、知人の家、展示場などで自分の登りやすい階段寸法を探すのもいいのではないでしょうか。

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