2019.07.16 | スタッフブログ
先日、里山住宅博inTSUKUBA2019に視察に行ってきました。
かなり大型の分譲地です。最近は、緑を意識した分譲計画が増えてます。コモンスペースの管理は、住民の共同管理です。
特に印象深かった 建物 伊礼智設計室
堀部安嗣建築設計室
森みわ キーアーキテクツ株式会社
他にもたくさん見学させていただきました。
最近の工務店業界の傾向は、緑多し です。
AOKI
青木建設
質問の多い工務店
最後にたどり着いた工務店は、質問の多い工務店でした。
はじめての家づくりは、不安から始まった。
妻の要望、溢れる情報、限られた資金。何件も工務店やハウスメーカーを回るが、理想の図面は出てこなかった。
自分ですら理想を描けてないんだから当たり前だ。
最後に訪れた工務店は、とにかく質問が多かった。
妻が欲しがったアイランドキッチンも、ぼくがなんとなく憧れていた庭でのバーベキューも、「 どんな使い方をしたいですか?」「どんなところに憧れていますか? 」と問いかけられた。
質問に答えるたびに、なんだかと自分達の理想が見えてきたような気がした。
出してくれた図面には、少しずつ浮かんできた理想の未来がそのまま描かれているように感じた。
10年が経った今でも、たまに思い出す。「今思うとあっという間だったね」と対面式キッチンで妻が笑う。何度も通った青木建設。そこで出してもらったすだちスカッシュ。
あの時一緒に作っていたのは家だったのか、ぼくたちの理想だったのか。
夏に冷えたすだちスカッシュを飲むと、青木さんの顔を思い出す。