青木建設
質問の多い工務店
最後にたどり着いた工務店は、
質問の多い工務店でした。
2019.03.28 | スタッフブログ
【スマートウエルネス調査】~得られつつある知見~
その⑤ 就寝前の室温が低い住宅ほど、過活動膀胱症状を有する人が有意に多い。
断熱改修後に就寝前の居間室温が上昇した住宅では、過活動膀胱症状が有意に緩和する。
断熱改修前の現状分析の結果、就寝前の室温が12℃未満の低温の住宅では、18℃以上の温暖な住宅と比較すると過活動膀胱症状を有する人の割合が1.6倍も多かった。
断熱改修をして就寝前の室温が上昇した住宅では0.5倍に抑制され、逆に室温が低下した住宅では1.8倍に上昇した。
過活動膀胱とは、急に尿意をもよおし、漏れそうで我慢できない尿意切迫感、トイレが近い頻尿、夜中に何度もトイレに起きる夜間頻尿などの症状を示す病気で、国内の男女の8人に1人がその症状を持っており患者数は約800万人以上とも言われています。
過活動膀胱によって睡眠の質の低下や、夜間に寒く暗い中トイレに行く途中での転倒や循環器系疾患の発生確率が高くなるとされています。
断熱改修を行うことにより就寝前の室温が上昇した住宅では過活動膀胱症状が抑制されるという調査結果から、断熱を通じて温暖な住環境が整えられれば過活動膀胱症状が予防、緩和される可能性が示されたと考えられます。
【スマートウエルネス調査】~得られつつある知見~
その⑤ 就寝前の室温が低い住宅ほど、過活動膀胱症状を有する人が有意に多い。
断熱改修後に就寝前居間室温が上昇した住宅では、過活動膀胱症状が有意に緩和。