快適な温熱環境について考える。 | 株式会社 青木建設|徳島の注文住宅からリノベーションまで

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2021.08.18 | スタッフブログ

快適な温熱環境について考える。

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快適な温熱環境を実現するために最も重要なこと、それは「身体の熱バランス確保」です。

「身体の熱バランス確保」は、人間が体温を保ち健康に暮らす上で必須です。人間は食物のエネルギーの8~9割が代謝熱となり、身体の中から湧き出てきます。

この代謝熱に対して放熱が多すぎると「寒い」、逆に放熱が間に合わないと「暑い」と感じるのです。

代謝熱≒放熱となるよう上手に放熱できれば「快適」の第一条件がクリアできます。この代謝熱と放熱の「熱バランス」を確保するためには、空気温度ではなく「作用温度」が重要になります。

代謝熱と同じだけ身体表面から周辺に放熱できることが絶対条件ですが、人体から周辺への放熱ルートは、下図に示すようにいくつもあります。このうち、室内でのんびり過ごす安静時には、周辺空気への「対流」と、周りの床・壁・窓・天井への「放射」が、それぞれ放熱量の半分ずつを占めています。

つまり、快適な温度を考える時、空気温度は身体から放熱の対流分、つまり放熱全体の半分しか決定していないことになります。残り半分の放射放熱を考えるためには、床・壁・窓・天井の表面温度である「放射温度」も考慮する必要があるのです。

空気温度と放射温度の両方を平均した「作用温度」を適温にすることが、快適な空調の最も重要な条件です。

安静時に身体の熱バランスが確保できる作用温度は、冬に24±2℃、夏に26±1℃程度

空気温度ではなく、対流と放射の両方を説明できる作用温度を確保することが快適な空調プランをたてる最も重要なポイントになります。

(A-PLUG「 全館空調で快適・省エネな暖冷房を」前真之 より)

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