青木建設
質問の多い工務店
最後にたどり着いた工務店は、
質問の多い工務店でした。
2021.09.16 | スタッフブログ
台風の暴風に対して住宅の一番ウイークポイントとなるのは「窓」です。
しかし、風だけで窓ガラスが割れる心配は実際には少なく、ガラスが割れる原因の多くは風で飛ばされたものが窓にぶつかるためです。
気象庁の「風の強さと吹き方」によると、
平均風速20~25㎧(瞬間風速30㎧)以上で細い木の枝が揺れる、看板が落下・飛散する、屋根瓦や屋根葺き材が飛ぶ
平均風速が35㎧(瞬間風速50㎧)を超えると、外装材が広範囲にわたって飛散する
など、極めて危険な状態になります。
風で吹き飛ばされたものが窓に直撃しガラスが割れると、その破片が凶器となって大けがをしたり、強い風が一気に室内に流れ込んで屋根が吹き上がってしまうという危険性があります。1階の窓だけでなく、寝室などがある2階の窓もしっかりとした災害対策が必要です。
緊急措置として窓ガラスに養生テープや段ボールを貼って対策するだけでは、植木鉢のような飛来物でも窓ガラスを突き破って室内に飛び込んでくることがあります。安全性を高めるため窓ガラスをしっかり守る対策としては、シャッターや雨戸を設置することをおすすめします。
シャッターや雨戸は既存の窓に後付けでリフォームすることができます。しかも工事は最短で1時間で完了する場合も。防災対策になるだけでなく、冬の寒さの軽減や防犯対策にもなるのでメリット大!!この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
どうしてもシャッターや雨戸が設置しづらい窓には、「防犯合わせ複層ガラス」も有効です。
ガラスの間に特殊中間膜を挟み込んでいて、飛来物が当たって割れてもガラスの破片が飛散しにくいという性能に加え、耐貫通性も高くなっています。防犯ライプのガラスは防災にも有効で一石二鳥ですね。