8月といえば | 株式会社 青木建設|徳島の注文住宅からリノベーションまで

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2022.08.01 | スタッフブログ

8月といえば

雷は夏に発生しやすく特に8月が多いとされています。落雷被害も夏が多くなるため注意が必要です。そこで今回は、落雷対策について少し書こうと思います。

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参照元:気象庁HP 「雷検知数の季節的特徴」より

雷対策の目的は、「建物や人を守る」ことと「建物内の設備を守る」ことに大別されます。

自然現象である雷・落雷は防ぐことはできないため、落雷を受けても「あらかじめ雷(電流)の通り道を作っておき、そこを通ってもらうことで建物損傷・火災の防止や人や電子機器へのダメージを減らそう」という考え方です。

建築物を雷や落雷から保護する仕組みのひとつ『避雷針』などの避雷設備は、地面と空中との電位差を緩和して、落雷の頻度を下げたり、落雷の際には避雷針に雷を呼び込み、地面へと電流を逃がすことで建物への被害を防ぐ役目があります。

建築基準法上の建物の高さが20mに満たない場合、避雷設備の設置義務はありません。しかし、電子機器などの破損・損傷など被害を及ぼす雷害は、直撃によってのみ発生するわけではなく、建物や設備のおよそ2㎞以内に落雷があると、※誘導雷や逆流雷による雷サージによっても発生します。
雷サージ低減用設備には、下図のような住宅分電盤設備があります。

※誘導雷とは?
雷が落ちると、その周辺にある電線や電話線、アンテナなどに発生する大きな電圧・電流のこと。
落雷した際に発生した電圧が誘導電流を起こし、周囲に影響を及ぼす。
誘導雷が電線などを伝って建物内に入り込むことで、電気製品を故障させる。
誘導雷の影響範囲は広い。
侵入経路の多くは、・電源線(コンセント)・通信線(電話回線、テレビ回線、インターネット回線)・アンテナ(テレビアンテナ)・接地線(アース線)など

参照:盤用避雷器 かみなりあんしん ばん(パナソニック住宅分電盤コンパクト21シリーズの専用品)

雷の発生しやすい時期は地域ごと(立地条件)に異なります。夏は関東から関西の広範囲で雷が発生し、被害は太平洋側で多く報告されている一方で、11〜2月の冬は全国的には雷被害は減るものの、日本海沿岸では被害数が増加するという特徴があります。日頃から雷への警戒・対策をしましょう。
Fuji

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