「住居は家族と居るためだけに有るわけではない？」 | 株式会社 青木建設｜徳島の注文住宅からリノベーションまで

2022.09.12 | スタッフブログ

「住居は家族と居るためだけに有るわけではない？」

明日の潤いある生活のために、住み心地は勿論のこと、多様な趣味を充実させるための時間をお持ちの方も多いと存じます。
徳島で新築／注文住宅を建てるなら青木建設へ。

建築における役割の一つに、地域や近隣に住む人たちと繋がる（活性化させる）といった試みや意義が要求されることがあります。これらの取組みはそもそも公共性の高い建築物に要求された役割でありながら、現実的には多くが運用コストの問題や人口減少の問題を抱え、地域の活性化とは程遠い状況となりました。

脱炭素化が声高になるにつれ、古いものを捨てることなく地域で活用する、地産地消によるリユース精神が根付く様々な仕組みや地域住民の活性化策を盛り込んだ、住民主導型による未来のタウン化計画（プロジェクト）を散見するようになりました。（有名なのは徳島県上勝町のゼロウエイストタウン※ですね。）

実に多様で持続可能なアイディアと活気に満ちた地域の活性化を主とした街づくりを始めることで、ほんとうの『持続可能な住み心地の価値』を上げようとしています。地域毎の社会資源と連携し、地球にやさしい家づくり（街づくり）は何よりも居心地の良さにつながるからです。

※・リンク先…ゼロ・ウェイストタウン上勝 | 上勝町ゼロ・ウェイストポータルサイト ZERO WASTE TOWN Kamikatsu | ZERO WASTE TOWN Kamikatsu

数年前から次第に知名度が上がってきた「アウトドア」。そして「おうちじかん」を生かした過ごし方の中で腰を据えて打ち込める「手芸」や「音楽・映画鑑賞」など、自宅で過ごす時間をどうやって楽しめるようにするか、といったニーズが浮かび上がってきました。

今までなら趣味といっても、おぼろげな自由時間を過ごすイメージでしかなかったのですが、結構本格的で充実した時間の使い方のための空間を望む方が増えています。家族で一つ屋根の下にあっても、各々のプライベートな時間を充実させる工夫を凝らしたもの、少なくともこれからの住宅プランはより成熟した文化や生活の拠点となる意義が問われるものになりつつあります。
Fuji