省エネ住宅に欠かせないこと | 株式会社 青木建設|徳島の注文住宅からリノベーションまで

株式会社 青木建設|徳島の注文住宅からリノベーションまで > スタッフブログ > 省エネ住宅に欠かせないこと

2020.06.15 | スタッフブログ

省エネ住宅に欠かせないこと

エアコンが必要な季節になってきました。家庭のエネルギー消費において、約30%を占めているのが暖冷房です。優れた省エネ性能の住宅とは、この暖冷房のエネルギー消費を抑えることのできる住宅です。

冬においては、室内の温かい空気が逃げないこと、夏においては、室外からの熱が室内に侵入しないことで、少ない暖冷房エネルギーで快適に過ごすことができるようになります。そのために重要なのが、冬に熱を逃がさない「断熱」と、夏に熱を侵入させない「日射遮蔽」です。

省エネルギー住宅は、エネルギー消費を抑えるだけではありません。「断熱」と「日射遮蔽」により、冬は「部屋の中の暖かい空気が逃げず、部屋内や部屋間の室温がほぼ均一の家」「北側の風呂もトイレも寒くなく、結露もしない家」、夏は「室外からの熱気を抑え、涼しい家」「小型のエアコンでも良く効き、朝・夕は風通しの良い家」が実現できます。
つまり、「省エネルギー住宅」=「快適な住宅」であるといえます。

徳島でリフォーム/リノベーション・注文/新築住宅を建てるなら、青木建設へ

住宅の省エネ性能は仕様基準によって外皮の性能に関する基準、開口部の性能に関する基準と一次エネルギー消費量に関する基準が規定されています。

平成28年4月に施行された告示「住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準(平成28年国土交通省告示第266号)」では、「外皮の熱性能基準」「設計一次エネルギー消費量」という指標で表されます。

前者は家の内外で温度差がついた時に、どの程度の熱が流出又は取得されるかという保温性能を表した指標です。
後者は、住宅で消費される電気・ガス・灯油をエネルギー量(熱量)として原油換算(省エネ法・年間)した値です。

出所:経済産業省HP

現在の日本の住宅の省エネルギー性能の評価については、特定の使用条件(住まい方でエネルギー消費量は変わるから)や気候条件において以下の2つの基準を用います。

・住宅の窓や外壁などの外皮性能を評価する基準
・設備機器等の一次エネルギー消費量を評価する基準
住宅の性能基準とは、平成28年4月に施行された告示「建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令における算出方法等に係る事項(平成28年国土交通省告示第265号)」のことです。

自動車やエアコンに代表される機械器具分野では、早くからトップランナー制度が導入され、今では、省エネ効率の改善にめざましい成果を導いてきています。トップランナー制度の対象機器は幅広く、乗用車や貨物自動車をはじめとして、家電ではテレビや冷蔵庫、炊飯器、電子レンジといったものです。
住宅建設に関連する対象機器では、サッシやガラス、断熱材のほか、ガス温水機器や電気温水機器、ガス調理機器や照明器具、電球形 LED ランプ、エアコンなども挙げられます。

日本は省エネ基準が低いうえに強制力のない努力目標にとどまっていたこと(気候風土や段階的な政策、コスト効率等の理由)から、高緯度の先進国の基準と比較して、住まいの断熱・気密性能がなかなか進まない(冗長)傾向にあります。

暖房を使う期間が短い(温暖な地方も含む)という事情はあるにせよ、地球環境だけではなくランニングコストを考えたとき、優れた省エネ性能の住宅を建てることは、実は「長持ちする住まいを所有する」メリットもあります。

住まいの資産価値という観点からも、今後省エネ基準への適合が進むと、基準を満たさない家は資産価値が劣ると評価されることが想定されます。今後の住宅の取得では、「優れた省エネ性能」を住まい選びの判断基準の一つとしましょう。
Fuji

完成見学会 住まいセミナー 家づくり相談会
資料請求 お家のメンテナンス
WEB予約 見学会予約
無料送付 資料請求