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2022.06.15 | スタッフブログ

エアコンの上手な使いかた

徳島で新築/注文住宅を建てるなら青木建設へ

短時間なら「こまめ切り」より「つけっぱなし」がお得な場合も
最近、よく言われるのが「短時間の不在ならエアコンはオフにせず、つけっぱなしのほうが節電できる」ということ。この理由は以前の記事でも紹介したとおり、エアコンの特性にあります。

エアコンは、室内外の温度差が大きいときに運転をオンにすると多くのパワーが必要ですが、室内がいったん適温になれば少ない消費電力量でキープできます。そのため、運転をオフにして室温が外気温に近付けば、再びオンにしたときに消費電力量の多い「強運転」を行うことも。結果として、外出時間や住宅の構造などの使用条件によっては、つけっぱなしのほうが少ない消費電力量で済む場合もあります。

「それならいっそ、24時間つけっぱなしでもいいかも?」と思うかもしれませんが、そのときに気をつけたいのがメンテナンスのこと。フィルターや内部の掃除を怠るとムダな電力がかかってしまうので、定期的な掃除が必要です。自動おそうじ機能が搭載されている場合も、エアコンが運転中だと作動しないので、お掃除タイマーや手動ボタンを活用して対策を施しましょう。

エアコンの自動運転にまかせれば、ラクに賢く節電できます
また運転の方法としては「自動運転」がベスト! 設定温度になるまでは適正な運転を、その後の安定運転に至るまで、無駄なパワー・電気代を抑えてくれます。最近のエアコンは室内の温度を賢くコントロールするので、その時ごとに最適な運転で節電と快適を両立することができるんです。るのも便利ですね。

フィルターやエアコン内部、室外機の定期的な掃除で節電効果が!
先にも触れた通り、冷房能力を高めるうえでフィルターや内部の掃除はとても大切。フィルターにホコリがたまっていたり、内部が汚れていたりすると冷房の効きが悪くなり、余計な電気を使ってしまいます。目安としてフィルターは2週間〜1か月、内部も定期的に掃除するようにしましょう。

と言っても、フィルター掃除にそこまで時間はかけられないし、エアコンの位置は高いから意外と重労働。内部に至っては、業者に依頼するとお金もかかります。そんなときにうれしいのが、自動おそうじ機能です。

また見逃しがちなのが室外機。フィンの部分にホコリやゴミが詰まっていると運転効率が落ちて無駄な電気代がかかってしまいますので、室外機も定期的な掃除をおすすめします。

冷房運転時に最適な風向きと風量って?
冷房効率を上げて節電するなら、エアコン自体の風も上手に利用しましょう。まずは風向き。冷たい空気は低い場所にたまるので、一般的に冷房時は上向きで風を送ると広範囲を冷やせると言われています。扇風機やサーキュレーターを併用し、冷気のムラをなくすのもオススメです。


また、同じ室温でも風に当たることで体感温度が下がるので、最も効率が良いのは自動運転ですが、どうしても早く涼みたいときはエアコンの風を強めにして自分に当てるのもひとつの方法。冷やすために使う電力よりも風量を上げるほうが使用量は少なくて済むので、設定温度を下げるよりも節電になります。

他にもあります! 冷房運転時に実践したい節約術
最近のエアコンは省エネ性が高く、節電に一役買ってくれますが、「いきなり新しいものは買えない「まだ買い替える予定はない」という人も多いはず。でも、部屋の環境など基本的なことを見直すだけでも節電につながるので、以下のようなテクニックも実践してみてください。

部屋の中に直射日光が入らないようにする
窓から入ってくる日光は意外にあなどれません。カーテンやブラインドを使うのはもちろん、窓の外にすだれや緑のカーテンなどを設置するのも有効。カーテンの場合は窓との間に空気の層ができるので、断熱効果もあります。

エアコンの室外機の周りに物を置いたり、囲ったりしない
室外機の周辺に物を置いたり、熱の吹き出し口をふさぐような形で囲ってしまうと、エアコンの冷房効率が大きく低下する場合があります。物を置かず、周りを整理整頓するだけでも節電効果やエアコンの効きが高まるので、こまめにチェックしましょう。

扇風機、サーキュレーターを併用する
エアコン運転中に扇風機などを併用すると、さらなる節電効果が期待できます。冷たい空気は下に、暖かい空気は上にたまるので、冷房時は扇風機を上向きにして冷たい空気をできるだけ遠くまで送るようにしましょう。部屋の中を空気が循環し、設定温度に達する時間を短縮できます。

古いエアコンなら買い替えたほうが安くつくことも
エアコンの進化は日進月歩。節電性能も飛躍的に向上しているため、10年以上前のエアコンを使っている場合は、買い替えることで消費電力を大きく抑えられる可能性が高まります。また、快適性は間違いなく向上するでしょう。

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