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2023.10.09 | スタッフブログ

「古いエアコン」は買い替えたほうがお得? 電気代はどれくらいの差になるの?

「古いエアコンを使い続けているけど、新しいエアコンに買い替えたほうがお得?」、「古いエアコンと新しいエアコンで電気代はどれくらい異なるの?」などの疑問を抱いていませんか。簡単に買い替えられるものではないため、電気代を調べてから検討したいと考えている方は多いでしょう。
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古いエアコンと新しいエアコンとの電気代の差、買い替えの判断基準などを紹介していきます。

古いエアコンと新しいエアコンの電気代との差を把握するため、環境省が運営するWebサイト「COOL CHOICE」を参考にします。同サイトは、2010年のエアコンと2020年のエアコンの期間消費電力量の差、年間電気代の差を発表しています。対象となっているエアコンは冷暖房兼用、壁掛け型、冷房能力2.8kW、寸法規定クラスです。また、2010年のエアコンはクラス全体の単純平均値、2020年のエアコンはクラスの省エネタイプ(多段階評価★4以上)の単純平均値となっています。

リンク先:「COOL CHOICE」 地球温暖化対策、省エネ、エコで「賢い選択」(環境省)
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/

COOL CHOICEによると、2010年のエアコンにおける期間消費電力量は923kWh/年、2020年のエアコンにおける期間消費電力量は815kWh/年です。2020年のエアコンは2010年のエアコンに比べ、期間消費電力量を約12%削減できます。電気代はどれくらい異なるのでしょうか。それぞれの期間消費電力量に電気料金目安単価35円/kWh※を乗じると、2010年のエアコンの電気代は3万2305円、2020年のエアコンの電気代は2万8525円になります。両者の差額は年間で3780円です

※(COOL CHOICEは電気料金目安単価を27円としています。本記事では現在の環境にあわせて電気料金目安単価35円/KWhで計算しています)。

具体的な電気代は使用環境などで異なりますが、COOL CHOICEによると2010年のエアコンを使用していると2020年のエアコンよりも年間で3780円多く電気代がかかってしまいます。

内閣府が発表している消費動向調査によると、エアコンの平均使用年数は13.6年です。2010年のエアコンを平均使用年数まで使用した(3.6年長く使う)と仮定すると、2020年に買い替えた場合よりも1万3608円(3780円×3.6年で算出)多く電気代がかかってしまいます。以上はあくまでも一例ですが、古いエアコンを使い続けると電気代は高くなりやすいといえます。この点が気になる場合は、買い替えを検討する方がよいかもしれません。

電気代が高くなるとわかっても、買い替えるよりも古いエアコンを使い続けたい方もいるはずです。古いエアコンを使い続ける場合は、電気代の節約に取り組むとよいでしょう。基本の対策は、設定温度の見直しです。資源エネルギー庁が運営する省エネポータルサイトによると、外気温度31度のときにエアコン(2.2kW)の設定温度を27度から28度へ変更すると、年間で約1060円の節約になります。

扇風機やサーキュレーターの併用も節電につながる可能性があります。室内の空気を循環させて温度のムラを解消できるからです。部屋の冷やしすぎを防ぎやすくなります。

古いエアコンと新しいエアコンでは期間消費電力に差があります。したがって、電気代も高くなるといえます。2010年のエアコンと2020年のエアコンとの電気代の差は年間3780円です。電気代を節約したい方は、買い替えを検討するとよいでしょう。古いエアコンを使い続ける場合は、設定温度の見直し、サーキュレーターの併用など、節電対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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